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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

文月7月を終えて、葉月8月の始まりにあたり

(1)開業満10年 (2)趣味:音楽 小椋佳さんのコンサート

(1)開業満10年
 今年の7月をもって開業満10年となりました。長かったような、短かったような、いろいろな思いのある10年間です。とにもかくにも、皆様のおかげでここまで歩んでくることができました。心よりお礼申し上げます。本当に有難うございます。今回特別な行事は予定しておりませんが、お仕事で関わりをいただくお客様、そして創造経営吉見ゼミでご一緒の皆様は私の生涯を通じてのご縁をいただいた方々と思っております。これまで以上にお役にたてるように、ご縁をいただく方にとって満足感と納得感のあるお仕事(ただ一度の人生)にご協力できるように努めて参ります。どうぞ宜しくお願い致します。
 7月は仕事が段落したこともあり、結婚した頃行って以来足が遠のいていた道東方面へ駆け足で出掛けました。高速道路の道東道が無料化されておりラッキーでした。お天気は、青空かと思うと曇り、途中では深い霧、また激しい雨と一日の間で目まぐるしく変わる全天候型でした。然別湖では丁度「白蛇姫祭」でムックリの演奏が聴こえました。
(白蛇姫祭は http://www.town.shikaoi.hokkaido.jp/kaze/hozonkai.html)

 今回行きたかったのは、野付半島のトドワラです。立ち枯れたトドマツ林の跡なのですが、立ち枯れたトドマツの残骸が湿原上に立ち残り、荒涼とした特異な風景となり、30年前不思議な感動を覚えたものです。「年々風化が進み、腐朽したトドマツが消滅しつつあるため、いずれは何もない湿原と化すと予想されている。」と当時のガイドブックに書いてありました。なくなる前に再訪したいと思いつつ道内とはいえ道東は遠く、特に野付半島は行く機会もありませんでした。当日は霧のかかりつつある野付半島でしたが、風化は予想以上に進んでおり、本当に近い将来なくなることが実感されました。あれから30年という年月の経過を改めて感じました。途中原生花園ではハマナスが咲いており、エゾ鹿を撮影する姿も見られました。帰路、美幌峠展望台(海抜525m)に立ち寄り屈斜路湖(世界第二位のカルデラ湖)がきれいでした。厚く黒い雨雲が湖の上空を覆い始めており、陰影を深めた景色は墨絵を思わせる美しさでした。その後土砂降りの雨の中を阿寒湖へ向かいました。道東では30キロ信号なしの区間が何か所もありあり、道央とは全く異なる道路事情に感心しながら、北海道らしい景色を楽しみつつのドライブでした。

(2)趣味:音楽 小椋佳さんのコンサート
 「邂逅 歌創り40年、旅途上。」というタイトルの小椋佳さんのコンサートに行ってきました。小椋佳さんのライブは初めてです。今年66歳になられたとのこと。良い歌がたくさんあることは分かっているのですが、わざわざ聴きに行こうとかレコードを買おうという気持ちになれないまま今日まで来ています。37年前の学生時代、小椋佳さんはサークル(法学研究会)メンバーに絶大な人気でして、当時の私はそれが不思議で仕方ありませんでした。
 数年前でしょうか、お客様のところでお昼をご一緒しながら雑談をしているときに、小椋佳さんのコンサートの話となり、「吉見さんが聴きに行くと絶対気に入りますよ!」と言われてもそのままでした。今年に入り、小椋佳さんのリハーサル風景のテレビ番組がありました。そこに歌詞と言葉を大事にし、歌詞と言葉に演奏を調和させようとしている小椋佳さんを見て、一度ライブに行ってみようと思ったのです。
 ご年齢とご病気のご体験からか、曲によっては声が少し荒れていたのは残念ですが、お人柄がにじみ出た素敵なコンサートでした。バンドメンバーはフルート、ヴァイオリン、チェロを交えて計10名、後半の物語仕立てのスペインを場面とした展開は引き込まれました。フラメンコギターの音色にパーカッションのカスタネットがまさにスペインの雰囲気!またスペインに行ってみたい気分にさせられました。休憩をはさみ3時間のコンサート、軽妙なトークを交えながらもじっくり聴かせる大人のコンサートでした。

[ 更新:2010-08-02 09:44:45 ]

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