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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

ヤクザから作家となった安部譲二さん

「サラリーマンはもっと自信持て」     

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/092000071/092000001/?ST=print からの引用です。安部譲二さんは次のように語っています。
引用開始>日本の堅気はすごいよな、偉いなと尊敬しているよ。だからこそ定年後は自由に好きなことをやればいいんだ。それぐらいの自信を持っていいんだよ。
彼らはこれまでやってきた仕事についてはエキスパートだと思う。だけど会社という看板があって、資本力があって実現できてきた部分って少なくないんじゃないか。1人になって能力が発揮できるかって言うと、なかなか難しいと思う。
よくサラリーマンを辞めて喫茶店とかそば屋、おでん屋を経営したり、タクシーの運転手になったりする人がいるけど、大抵は失敗するな。自分もできるように感じるかもしれないけど、客として見ているのは上辺だけだ。
「自分は運がいい」と本気で信じることだな。俺が今、不自由のない幸せな生活を送れているのは運が良かったからだと思っている。(中略)運がいいと信じれば、看板がなくても道を切り開けられる。原動力になる。<引用終了

私は自営業なので定年はありませんが、自分なりの廃業時期や廃業の仕方はもう決めています。お蔭様で、決めてからとても気持ちが楽になりました。
近年私の大学来時代の先輩や後輩には、定年後の第二の職場人生を歩み始める人が増えつつあります。頂く年賀状やメールに、定年を迎えることに悲壮感も不安感もないけれど、在籍した会社への想いもサラッとした印象を受けています。
私の父の時代のように、定年退職後の人生が「余生」と捉えられていた時代には、今のような「定年後の生活問題」という話題は無かったように記憶しています。でも今では平均寿命が大きく伸びたことで、定年後のおよそ30年を、「老後の人生をゆっくり楽しみむ」と楽観できる人はそう多くはないでしょう。
定年後のおよそ30年もの人生を、夫婦で元気で有意義に過ごすには、現役時代からの定年後構想と、その実現に向けての入念な準備は欠かせないこととなってきました。
定年を機に突然血縁も地縁もない所に移り住んでも、簡単にはその地域住民に受け入れてもらえないのが普通ではないでしょうか。定年後のライフプラン立案と、しっかりした事前準備とともに、自分が新人として新しい世界に飛び込む覚悟と、先にそこにいる人たちと一緒に生きていくとう謙虚な心構えも重要になります。これは、脱サラ起業の心構えと同じですね。

[ 更新:2016-09-24 13:47:32 ]

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