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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

お盆の雑感

お墓参りで自分の先祖を偲び、今と異なる遠い過去の時代に生きた人達の、当時の喜怒哀楽の気持ちを感じれたらいいかもしれない。

13日から今日までのお盆休みは予定通りに家のこと。
13日は、庭木の剪定と灯油のホームタンクの錆落としと部分塗装。
14日は午前が母の病院通いの付き添いと、午後は庭木の剪定。
今日15日は、自宅の掃除と家族の買い物の運転手、洗車にワックスがけ。
合間に明治生まれの作家の小説を読んでいました。
明日札幌に移動して、通常業務に戻ります。
最近の苫小牧の最高気温は20~23度としのぎやすいのですが、風は秋の気配です。特に朝がヒンヤリしています。

今回、静かに自宅でお盆を過ごして思うことです。
小さなことにも感謝の気持ちもって向き合っていると、悪いことは減り、良いことが増えるように感じる。
感謝の気持ちのない人は、不平や不満が多い人になりがちだから、自分から苦労の人生を引き寄せているように見える。
自分がお金持ちになれたかどうかではなく、今の時代の豊かさを素朴に感じて、この世をつくって下さった方たちに感謝してもいいと思う。

自分の心を養うのは、曽祖父から父までの苦労や悲しみの一部を知ることも一つ。
私の曽祖父は分家初代を軌道に載せようとして、上の国→増毛(明治後半)→稚内→樺太(大正13年)と渡った。
吉見家に養子に入った祖父(秋田の阿仁合生まれ)は、樺太で受け継いだ商売を失敗し、父が14歳の時に亡くなった。たくさん悔いを遺してのことと思う。
15才で母親と弟の生活を支える立場となった父は、昭和17年に樺太から北海道に引上げ、頼る人もなく、炭鉱なら食べられれるのではと考えて、芦別炭鉱→国鉄→三井鉱山→苫小牧港開発と転職した。常に心身に病気を抱えた一生だった。
自分の人生も、仕事はこれが自分の実力として受け止めるのみ。
曽祖父・祖父・父の時代の生活と比べると、今の自分の生活は有難いの一言。

[ 更新:2017-08-15 15:19:15 ]

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