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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

師走 12月の始まり

今年をどう総括するか?

今年も残り一っカ月を切りました。今年をどう総括しましょうか?
今年も事業継承期にあるお客様の仕事が多い一年です。
「遺産」というと、普通は故人が残した相続財産のようにとらえられますが、事業継承期の会社の遺産とは、譲り渡して下さる方と、これからも一緒に仕事をして下さる方たちとで、長年かかって作って下さった有形財産と無形財産ではないでしょうか。
これらを継承者たちが新しい方法を交えながら利用し、活用し、成長させて、利殖させていくのが事業継承と思います。

今はローカル地域は市場が縮小していますから、選ばれて競争に勝てないと、売上は意地ができません。
すみわけができれば一番いいのでしょうが、自社の話題つくりは欠かせない時代です。
すみわけも意識するなら、関わる相手との調和、バランスの取り方にも工夫が必要です。それぞれが持っている「固有の歴史」に配慮しようということです。小さなことですが、お世話になったのなら、お礼の言葉は当然として、時にはお礼の品物もマナーのひとつでしょう。

経営の現場では、次の事も大事です。
日々の売上とかかっているコストのデータ化とタイムリーな分析力は必須です。
常に「費用対効果の効率」をチェックするということです。
短期的には、今期の一年の経営目標との整合性を常に考えることは当たり前です。
中長期的には、この取り組みが自社の実力の強化となるか、競争相手に抜かれないかも考える必要があるでしょう。

[ 更新:2017-12-03 10:26:53 ]

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