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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

7月18日の雑感

今晩は苫小牧での経営ゼミ。一ヵ月ぶりで、メンバーの皆さんと意見交換と情報交換ができることが楽しみです。

ここ三日ほど苫小牧としては暖かな、というより暑い日(?)になっています。最高気温が25度を超えると、苫小牧に住む人の感覚では真夏ですからね。猛暑の本州の皆様、ごめんなさい。

しばらく前に土居健郎さんの「甘えの構造」を読み直していました。そこに「被害者心理は、甘えと密接な関係にある」とありましたが、そうなのでしょうか?

東日本大震災の後、今の時代の重視すべきは「人・心・絆」と言われるようになりましたが、最近の自分の周りを見渡すとどうなっているでしょうか?
業績の良いお客様のトップは、どこも「人・心・絆」を大事されています。だからこその結果なのだと思います。
心配なのは、その会社の中堅社員が「何もそこまでやらなくとも・・・」という雰囲気なことです。
そいいう中堅にバトンを委ねるわけですから、世代交代後がどうなるのだろう、と思っています。
その頃は、私も現役を離れていると思うので、気にしても仕方ないと言えば仕方がないのですが・・・

現在の業績に苦労をされているところは、会社の中も外も「人・心・絆」が脆くなっているか、希薄になっているか、淡泊になっているか、無関心になっている印象を受けます。

自分の過去を肯定的に受け止めている人は、関わる人を受容しながらも、上手に自己主張をされる方が多いと思います。
逆に、自分の過去を否定的に受け止めている人は、関わる人に攻撃的で、我を張りながらも皆の前ではしっかりと自己主張をせずに、自分の殻にこもりがちな印象を受けます。
あくまでも人による違いが大きいと思いますが・・・

「宇宙の仕組みは、欠けたものがあれば、それを補うものが育つようになっている」という人もいました。
自分のために頑張り、家族のために頑張り、会社のために頑張り、取引先のために頑張り、地域のためにも頑張るという人たちには、この宇宙の真理が当てはまるように思います。
今補うものが現れない場合、まだ時が至らずずと解釈すべきなのか、別の答えがあるものなのか、よく分からずにいます。

60歳を過ぎると、どこで死んでも自分の一生は一生、と思えるようになりました。
過去に対しては、自分の受け止め方と自分自身での評価を変えることしかできません。
この年齢で現役であるうちは、他人の評価は気にせずに、自分の価値観と納得をもとに、精一杯生きるのが一番のように思います。
では今日もお互いに、良き一日となりますように!

[ 更新:2018-07-18 09:47:09 ]

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