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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

6月8日(土)の雑感

札幌は3日が30度近くまで気温が上がりましたが、最近は20度少々の平年並み。過ごしやすい毎日です。

あなたの会社では、伝統と革新、どちらを大事にしていますか?

創業から30年以上経過した会社で、創業から現在までにわたって培われたものがないとか、次に伝えようとするものがないとか、受け継ごうとする人がいないとなると問題です。企業存続の危機が近づくでしょう。
革新とは今の時代、あるいはこれから来る時代に合わせて、これまでの習慣や組織、制度、管理手法を改めて新しくしようとすることですが、幹部が保身で旧制度にしがみつくところも、じわじわと企業存続の危機が近づくように思います。

「将来のためにいい過去を作る。それが現在だ!」
これは、平成16年に深江 賢 ブルガリ ジャパン社長(当時)がおっしゃった言葉です。
充実した現在を過ごし、次々と良い過去となり、明るい将来につながるなら楽しいですよね!
逆に不平や不満という毎日(現在)を過ごし、後悔や反省の過去を積み上げては、将来に展望が持てないから先が暗くなりますものね。これでは職場の空気もよどみます。

中小企業は何より大切なのは、安定した成長をつづけること。
経営者がコントロールできる範囲のビジネスはどこまでなのか、見極めての投資や新事業はOK!
経営者が未知で未経験の投資や新事業の場合、企画立案者に丸投げするのはいいのですが、黒字化できずに投げ出されるとダメージが大きくなりますので要注意です。
撤退時期や損切のタイミングは経営者がしっかり判断しましょうね。

[ 更新:2019-06-08 11:08:37 ]

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