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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

「みずから」と「おのずから」

今日の札幌は昼前で気温が30度、今は33度くらいでしょうか。 しばらくこの気温が続きそうです。

年齢を重ねると、知らず知らずのうちに、自分の考えに枠をはめていませんか?
観るもの、聴くものも、自分の興味のあるものに絞ってしまいます。最近の自分はそうなっています。

世の中には本当にいろんな人がいます。多種多様の考えの人がいます。
自分が見て、捉えているのは、そのごく一部です。一面しか見ていないことも多いでしょう。

それでいて自分が体験してもいないのに、無意味だ、無価値だと断定する人と関わるのは、正直骨が折れます。
自分の好き嫌いを通すなら、相手の好き嫌いも受け止めなくてはアンバランスとなります。

組織では、個々人の存在を認め、個々人の生き方を受容することで、組織力の土台となっていきます。
存在を否定され、生き方を否定されては、その組織で力の発揮はできないでしょう。

「自分らしい仕事をしたい」とは「自分勝手に働かせろ!」、「わがままを通せ」という意味で使う人も出て、悩ましいところです。

ところで「みずから」と「おのずから」の意味の違いを分かって使っていますか?
「自ら=みずから」は、自分から、自分自身での意味ですよね。「自ずから=おのずから」となると、自然に、ひとりでにという意味になります。

日本語は、意味を確認しながら、大切に使った方が良いと思うこの頃です。

[ 更新:2019-07-29 15:38:19 ]

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