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ひとつひとつの家庭の集まりが地域社会をつくります。

それが大きくなっていくと、村→町→市→都道府県→日本国となっていくのでしょう。

「家族を納得、満足させられない人が、利害関係のある他人の集まりである会社での管理者としての仕事を全うできますか？」
というような話をすると、必ず一部の人から「仕事と家庭は無関係！　そんな話は聞きたくもない」という反応を返されます。
今はそういう人とは論争もしないし、説得もしません。
感情的になって、聴く耳を全く持たない人（拒否する人）には、何を言っても伝わることが無いからです。

家庭と仕事の「場」は違いますが、両者を行き来する自分は、身体ひとつであり、心ひとつです。一体となっています。

そう考えると、自分の人生に、これはこれ、あれはあれで別物と言っても、必ず関係はあるのではないでしょうか？
その関係に、自分が気づかないだけのことが多いのではないでしょうか。

人は自分一人では弱いものであるから、自分の一生を自分一人で自己防衛を全うできないでしょう。
だから家族と暮らし、地域社会の何らかの集団（会社も含めて）に帰属し、お互いがお互いを守って行くから安心して暮らせるのです。

関わる人を守らない人、関わる人を助けない人は、孤独の道や孤立の道を歩むことになるのではないでしょうか。

[ 更新:2019-10-20 13:28:27 ]