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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

宮部みゆき著 「火車」 を読んで

小説の厚さと内容から手に取るのが億劫でした。読み始めたら止まらない、止められない小説です。

個人的に妙に印象的な記述をピックアップします。
一部要約のため、吉見が書き換えています。

・仕事はフェアなスポーツと違うから、ペナルティを食らって試合に出場停止しているうちに代わりの選手が現れたのではなく、ルールそのものが変わって、自分のポジションが失なくなってしまう―そんなこともありえるだろう。
・誰もいないところでだけ自己主張をする。負い目があるとそんなものだ。
・教育は徹底すること。知識は広め深めること。
・金利はおんぶお化けのようなもの。先へ行くほど重くなる。
・企業は客には美味しいことしか言わん。こちらが賢くなるしかない。
・事故には無数の要因があるし、理由がある。改善しなければならない点も多々ある。
・「棄民」 過去を隠しているから危険な仕事につかざるをえない。
・努力して良くなるのは才能があったから。駄目な人はどれだけ好きでも駄目。
・昔は夢見ているだけで終わってた。さもなくば、何としても夢を叶えるぞ、と頑張った。方法はどうであれ、自力で夢をかなえるか、現状で諦めるか。

小説を読みながら、これまでの45年の仕事を思い出すと、この抜粋した場面が鮮明に浮かび上がります。

[ 更新:2021-07-01 13:26:26 ]

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