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当たり前とは?

世の中が狂ってるからと言って、その世の中にいる個々人がみんな狂っているわけではない。全体と個は、必ずしもイコール(同一)ではない。

これまでがこうだったからと言っても、これからも必ず同じようになるとは限らない。
過去の延長線上に未来があるわけではないし、現在の流れが変わることなく続く保証もない。

人は(私自身を含めて)自分が体験してきたことを自分の常識(当たり前)としている。
時には親から当たり前と教えられたことを、自分の当たり前と刷り込んでいる場合もある。
学校での教職員先生からの指導を素直に(疑問を持たずに)受け止めて、自分の当たり前と刷り込んでいる場合もある。

自分が帰属する会社も、その会社が体験して来たこと、組織として課題を克服して今日にいたるまでの諸々の経験から、その会社組織固有の常識(当たり前)を形成してきた。だからと言って会社組織の常識(当たり前)が、社員個々人の常識(当たり前)と完全に一致するものではない。

自分が帰属する地域社会も、その地域が体験して来たこと、何代にわたり地域住民が大事に守り続けてきたこと(祭りや行事など)を、その地域社会に暮す者達の常識(当たり前)としてきた。だからと言って地域社会の常識(当たり前)が、地域住民個々人の常識(当たり前)と完全に一致するものではない。

全体と個々人は必ずしもイコールではないから、会社を見る(診断する)場合、歴史的に(創業から現在まで)調べ、売上・利益率・税引き前利益・自己資本比率等々の時系列の変化を調べ、組織の変遷(勢い=社員数の変化)を調べ、管理階層の意識の違いを調べ、課題を抽出しその克服方法を具体的に考えていく。

[ 更新:2022-05-09 13:14:42 ]

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