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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

厳しい現実を前に

今月訪問したある企業の7月売上は予算の半分の達成率だった。各支店を観てもにたりよったり。
この現実を前にどうするか・・・

今後の流れを悪いパターンでで予想すると次のようになる可能性がある。
 ドルが下がる(暴落)→原油高に金利の上昇→物価の持続的上昇(ハイパーインフレの懸念)→スタグフレーション→崩壊と再生への調整過程では混乱と苦難を覚悟

この流れを前に次の腹構えをしよう。
この世のことはこの世で解決する(自分が当事者となる)
生きるには需要は何としても開拓しなければならない
競争に負けないために時間を稼ごう(耐え忍ぶ術を持とう、ストックを確認しよう)
克服のための社内議論を徹底して、自分たち自身で解決策を見出す(全員が本気で全力を尽くす!)

今回の販売不振対策として
1.わが社のコア(中核=売り、強み、こだわり)は何か、再確認しよう。

2.過去に学び今を見る
一例として、自動車関連では、
①過去のオイルショックの時は2輪車の売上が急に伸びた。
②現在も自転車や原付は売れているという。4輪車よりも2輪車が売れているようだ。
③2輪車向けの商品はないか?

3.私たちの生き残る方向は?(総論ではあるが・・・)
①環境負荷の低いもの(例えばリサイクル可能など)、優しいもの
②燃費の良いもの(省エネ)
③稼働効率の良いもの、回転数の良いもの、効率のよいもの
④メンテナンスフリー(長寿商品、交換不要、耐久性があるなど)

4.業績を伸ばすには、一般論だがエンドユーザーやお取引き先を満足させて対価を得るしかない。
 必死で考えて考えて、いろいろ試してみよう! 知恵を振りしぼりつつ、愚直に試行錯誤するしかない。


[ 更新:2008-08-06 11:25:28 ]

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