創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

倫理観と現在

 創造経営グループ前代表の礒部巌先生は、経営コンサルタントの学びの場で倫理観の重要性を訴え続けている。今の時代だからこそ、常に倫理的に正しいやり方で事を行うことを推奨している。そして、職場における価値観は、家庭における価値観と同じだとも言う。

 そしてお金よりも自分自身の成長に喜びを求め、自分の成長が会社の成長と一致する仕組を作るようにも教えている。その基本は、社員一人一人に期待をかけることにあると言われ、その前提に自分のモトにしっかりつながるようにと指導を受けている。
 関与先で40歳台前半より若い方たちと仕事をすると、現在が大事(お金も)でとても敏感に反応するのだけれど、過去には無反応、時には嫌悪感を表す人もいる。過去があり現在に至り、その延長線上に未来が連綿と続くのだけれど、うまく伝えられないもどかしさがある。
 ダンサーに田中泯さんがいる。彼は次のような発言をしていた。「コンテンポラリー・ダンス(現在の踊り)と一言でいうが、『現在』とはいつのことだろうと最近思う。『現在』と言葉にした途端に現在は過ぎ去ってしまう。けれど現在の踊りにはどうしても踊る者の過去から未来までが入り入り込んでくる。その人の歴史と未来への思いが長くて濃密なほど、踊りは強いものになるのではないか。」
 そういえば作家の宇野千代さんは「生きていくことが上手な人は、何よりも快活な人である」と言っていたようだ。私は静的なタイプだが、明るく元気を心がけよう! 良いことはいつか伝わると信じよう。

[ 更新:2008-11-18 16:43:01 ]

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