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部下の哲学  江口克彦著(PHP)を読んで その1

・才能があっても熱意がなければ工夫や知恵は生まれない。


1.熱意とやる気
・才能があっても熱意がなければ工夫や知恵は生まれない。
・連続的な知恵を出すには、継続的な努力がいる。長期間継続的に努力を続けるには熱意がいる。熱意を持ち続ける人が本物のプロ。努力がなければ、才能は花開かない。
・仕事は基本的に地道で厳しいもの。何となくやって成果が出るはずがない。
・逃げるな、とにかくチャレンジ! 自分の能力は、固定しない、限定しない。人間はやってみなければ、出来るか出来ないかは分からない。
・ビジネスは博打ではない。宝くじでもゲームでもない。汗と熱意の上に時間をかけて築くもの。

2.誠実
・人に対して誠実、仕事に対して誠実、自分に対して誠実であること。
・何の努力もせずに成果が上がるほど仕事は甘くはない。仕事に誠実に、一生懸命に取り組むと、自分の能力は磨かれる。
・自分にも誠実に生きる。自分を裏切らない。
・約束は守る。仕事の場は契約社会、約束を破ることは許されない。上がれば上がるほど、約束事は増えていく。

3.明るさ
・上司は頼みやすい部下に仕事を頼む。頼まれることは信頼されていることだ。
・自分の所に集まる多くの人に相談しよう。人の集まらないところに、情報は集まらない。
・スピードが求められている今、何を考えているか分からない人はダメな人。自分の考えは自ら進んで話して初めて伝わるもの。以心伝心の時代は終わった。プレゼンテーションの時代に変わった。
・若いメンバーの元気と明るさを、年長者の知恵でサポートする時代。

4.思いやり
・筋や論理、理屈を円滑に動かしたいなら、お互いの配慮や思いやりを大切にしよう。論理を生み出しているのは、感情を持った人間だから。
・サービスとは思いやりの心。
・人間関係のトラブルは、自己主張の強い人の周辺で起こりやすい。
・人の心を察することができた時、そこに相手を思いやる気持ちが生まれる。自分の気持ちを察してもらえた時、そこに感謝の気持ちが生まれる。

5.信念と使命感
・聞いた他人の意見は、自分の中で噛み砕き、自分の考えに照らし合わせて活かそう。他人の考えを鵜呑みにするのは、単に流されているだけ。何が正しく、何が正しくないのか、真正面から見よう。
・自分が信念を持っていると、他人の信念も尊重できる。
・一度しかない自分の人生は自分が主役。主体的に生きるからこそ、人生は輝く。
・ものの見方や考え方は、年齢とともに必ず変わるもの。その人の体験によっても変わるし、人との出会いによっても影響されて変わるもの。さまざまな経験を重ねながら、その時々の自分を創り上げるというのが実際と思う。

6.即行動
・IT化で一つの仕事時間が短縮されるということは、別の新たな仕事が生まれている。仕事にスピード化と効率化が常に要求されている時代。
・ストレスの多い人ほど仕事が遅い。考えすぎている。

[ 更新:2013-04-28 13:59:26 ]

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