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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

創造経営の人間についての理解の仕方

6月21日の経営ゼミで、このような人間の見方もありますよ、と説明したものの一部です。

まず最初に確認したことは、「人は相互的存在」ということです。
 →どうこう言ってもお互いに影響を与え、お互いが何らかの影響を受けています

次に、「人」という文字は、人が人を支えたり、支えられたりという姿をあらわしているということの確認です。
私たちがこの世に生まれるということは、多数の人のいる中に生まれるという事であり、孤立して人間は存在できません。

久しぶりに、C・I・バーナードにおける人間:1938年「経営者の役割」について少し触れました。
人間は機械ではなく、あくまでも一人の個性ある人間です。
具体的な人間は、様々な能力を有し、各自の経歴や家庭での生まれ育ちによりその思考や行動様式が全く異なり、それぞれが独自的、個性的な全人格人間であることを再確認しました。

経営環境が一様に厳しく、当初目的の達成が難しいのなら、経営目的を変更しなくてはならないのです。
経営意思決定の機能は、経営環境の変化に適合していくことであり、経営目的に合致した新しい需要を創りだすこと。
厳しく、難しいことですが、ここに向き合わない企業の活路はないと腹をくくりましょう。

そこに至るプロセスとして、減量→効率→財務→人材経営へ!

・減量経営―損益分岐点の引下げ
・効率経営―省力化、不採算商品や不採算部門の切捨て、重点化(絞り込み)
・財務経営―金融利益、財務力強化
・人材経営―人財育成と活用,R&D(会社は教育=社員の成長支援の場に徹すべき!)


[ 更新:2016-06-22 15:02:50 ]

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