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すぐに解決できないし、簡単に解決できないし、解決しようと思ってもごたつくから、何時までも問題を抱えたままとなる。

家庭でも、会社でも、何時までも「解決できない問題」を抱えているものです。
家庭ですと、自分が起こした問題もあるけれど、親や先祖が起こしたもので、努力はしたものの十分解決されぬまま、今に至ったものがあるでしょう。
会社では、現在の経営者がつくった問題もあれば、先代経営者からの負の遺産が、手かせ、足かせとなっていることもあるでしょう。
これは、次世代の家族が解決するものとなっていくし、会社では後継者世代が解決するものとなっていくのです。
いくら大変であり、苦しいことであっても、家族（血族と姻族）が力を合わせて解決に努め、お互いを支え、時にはかばいながら、家族としての交わりを続け、次につなげていくことが、次世代にプラスを増やす道です。
でも、そこにお互いの感情の対立やぶつかりがあり、折り合いどころを探れないとなると、問題は未解決のままとなるのです。
家族の問題も、経営の問題も、それが起きて今につながったプロセスを探り、解決する手段を共有し、解決のための役割を全うしようと頑張ることで、次への大きな一歩となるのではないでしょうか。

[ 更新:2017-09-24 14:50:58 ]