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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

河上亮一著「学級崩壊」草思社より

河上亮一さんのお話は、もう8年前に札幌で教職員向けのセミナーでお聴きしました。

今回は、河上さんの著書の中から、吉見が書き出したものを紹介します。
>以下引用開始(一部吉見が意訳しています)
頑固でわがままな人が増えている。これは他人を受け入れず、固くて狭い自我を持つようになったということ。
社会性がなくなってきている。何事も他人事、自分には関係というスタンス。
文化には生活の仕方や人との付き合い方も含まれる。
言葉が相手に届くには、発する人間に関わるものではあるが、それを受け入れるか否かは相手の問題である。
過去20年、社会も家庭も、カネ第一、自分第一、自分の欲望充足が良いこという風潮が強まり続けたのではないか。
社会生活をするには、何らかの抑圧は常に存在する。それらを認め、抑圧に耐え、時にはうまくかわす力をもつことが必要。
保護するだけでは子供も大人も社会的自立はできない。
一生懸命やろうというこだわりがなければ、平気ですぐ忘れる。
皆と違うことを嫌がり、同じふりをする人もいれば、自分のことを良く分かっていない人も増えている。全てが他人事だからだ。
自分で考え、実行し、自分で決めたことを結果をイメージしていく繰り返しが重要。関わる人に呼びかけ、一緒にやっていく。その結果に責任が取れるようになるとリーダーが育つ。
<引用終了
学級崩壊→学校崩壊→地域崩壊→社会経済崩壊→家庭崩壊という連鎖とならぬよう、それぞれの立場で良くしいて行く、汚れたものはきれいにしていくことが求められていますね。

[ 更新:2017-10-04 08:18:32 ]

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