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職場での「分かる」を考える

「分かる」とは、ハッキリする事であり、物事の意味や内容が明らかになり、理解ができることですね。

仕事で部下に「分かった?」と訊くと、ほとんどの人が「はい、分かりました!」と反応するでしょう。
時には「本当に分かったのかな? 大丈夫かな?」と思った経験をお持ちの方は多いと思います。

条件反射で、何も考えずに「はい、分かりました!」と反応する人がいます。
分かったつもり「はい、分かりました!」と反応する人もいます。
自分の経験と理解の範囲で「はい、分かりました!」と反応する人もたくさんいます。

言葉の表面だけでなく、自分の気持ちや、話した内容の個別事情までくみ取ってもらうことは、手間暇がかかります。

分かったと反応したこと(?)をどのようにやってくれるのか、ずっと目を離したり、報告がないまま進捗確認を怠ると、後で苦労することになりますね。

部下が自分で手を動かし、体を動かし、下手ながら、あるいは失敗しながら、形にしたことがあることに「分かりました!」は言葉通り受け止めてもいいでしょう。上司が管理するのは、期日品質となります。
部下が自分で手を動かすことも、体を動かしたこともないことに「分かりました!」は要注意です。
信頼して任せたことだから・・・と目を離すと、後始末に苦労するはずです。

[ 更新:2018-05-28 08:29:58 ]

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