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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

吉見事務所通信 2月号から

令和3年 1月を終えて

・コロナ禍で今年は昨年以上に大変な年と言われますが、これまでをふり返っても何の苦労もない楽勝の一年というのはなかったはずです。年初から大変だった年もあれば、地震や水害や台風の被害に見舞われた年も何度もあります。高度成長期の後はオイルショックがあり、バブルの後半からは超円高もありバブルの崩壊もありました。バブル後の失われた20年の間にリーマンショックもありました。10年前には東日本大震災もありました。人生100年時代を考えると、今のような年回りもあると受け止めましょう。私の親世代は戦争や敗戦も体験してきたのです。戦前は死の病と言われた肺結核も、戦後は予防法や治療法が確立され現在に至っています。新型コロナウィルスも、歳月を経て克服されていくと信じ、今年は予想される厳しさや大変さと真正面から向き合いましょう。

・今年が厳しい年であり、大変な年であると認識するなら、なおのこと「良い選択」を心がけましょう。自分にとって良い選択、家族にとって良い選択、職場にとって良い選択、取引先にとって良い選択、地域社会にとって良い選択をする一年としましょう。自利利他の精神の実践の一年と言ってもいいでしょう。

・このような年は「チャンスは長く続かない」と思いましょう。これがチャンスと思ったらすぐ動いてつかんで下さい。もう少し様子を見よう、次のチャンスを待とう、チャンスを前に迷うようでは、次のチャンス到来までの周期は長くなると考えましょう。

・厳しい年だからこそ、関わる人にはデリカシ―を持って接しましょう。関わる人との関係では対人関係は対立ではなく和合(折り合い)を考えて言葉や行動を選びましょう。仕事でも家庭でも無理強いはしない、無理押しもしない一年としましょう。簡単に解決しない問題もかなりあります。

・今回の年末年始と厳しい寒さが続きました。それもかなり長く続きました。厳しい冷え込みは心身に負担がかかりますから、春の雪解けまでは健康管理を心がけ、ストレスはためないこととしましょう。

[ 更新:2021-02-09 06:30:50 ]

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