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6月の雑感

梅雨のない北海道と言うけれど、雨は少ないが肌寒い日が多い6月。

人により、場所により、会社により、いろいろな生活様式がある。
それをそこの文化といったりもする。

生産者には生産者の文化があり、消費者には消費者の文化がある。
経営層には経営層の文化があり、現場社員には現場での文化がある。
両者は必ずしも一致しているわけではない。
無理して一致させる必要もないし、一致させることでかえって居心地が悪くなることもある。

平均と標準も異なる。
平均化するとは不ぞろいをなくすこととや均質にそろえること。
良いことのように思えるが、平均からはみ出た人や物はどう扱われるのだろう?

標準とはあるべき姿や基準、よりどころとなるものだから、均質化とは似ているようで違う。

組織も、仕事を平均化することを目的とするのか、仕事を標準レベル以上に持っていこうとするのかで、運営や管理は異なる。

普通とは、いつどこでもあるような様であり、ありふれたものであり、特に他と異なることないことである。
では、普通ではないとされると、異常になるのだろうか?
農作物などは、規格内と規格外に区分されて出荷されている。
人に対しては、そのような区分は当てはまらない。

普通とは正常のことだろうか? 正常と異常の境界はどのように決められるのだろうか?

こんなことを考えると、自分は普通か平均か、規格外か異常なのか、悩まない方が良さそうだ。
自分は自分だから、他人と比べて悩む必要はない。
40歳を過ぎたらなおさらのこと。自分の個性を生かすことを考える。

そして、仕事では、自分の目指すものと現在とのギャップに注目する。
悩むとするなら、会社から期待される自分の役割と現在の自分の実力とのギャップを知り、その克服方法に前向きに、具体的に悩むといい。



[ 更新:2022-06-08 10:29:16 ]

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