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ノーベル生理学賞・医学賞受賞　アレキシス・カレル著、渡部昇一訳・解説　三笠書房刊

この本は昭和13年に翻訳初版が出され、大変いい本なのだけれど絶版になっていたということで、14年前に上智大学教授（当時）渡部昇一氏が自ら翻訳し出版されたものです。
医学者によってが書かれているので、私は専門的な部分は飛ばし読みするしかないのだけれど、現代文明というか人工物の快適さに生活するようになった人間に対する観察の鋭さは、いろいろ考えさせられます。
今回読むのは3度目ですが、これまでと違った感想を持ちました。
最近の世相を考えるヒントも満載です。お手すきの時に読んでみてもいいと思い、お薦めします。

[ 更新:2008-11-20 06:45:58 ]