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個人の論理が優先する自己中心的な働き方

仕事をする動機が「経済動機中心(お金のため、生活のため)」という人の働き方を見てみよう。そのような人たちには、次のような仕事との向き合い方が特徴として現れていませんか。

・自己防衛が優先します
工場内作業の場合、予め仕事の範囲が決められているので、決められた範囲にのみ自分の関心が集中します。
自己中心的な働き方の人は、自分のことのみを大事にしますから、他人への責任転嫁や押し付けは日常茶飯事です。
利己的行動も目立ち、緊急な解決課題が生じても無関係や無関心を装い、傍観者に徹します。

・慣れていることや経験が優先、新しいことや面倒なことは嫌います
過去の経験や知識・技術・財産などを大切にし、新しいことへの取り組みを拒否します。
新陳代謝を嫌い“ぬるま湯”を好みます。
過去の仕事のやり方や経験が、今の高度情報通信技術社会ではほとんど意味を持たないことが分かりながらも、古い殻から脱皮できません。保身のための自己正当化が随所に顔を出します。

・今だけの目先の仕事で十分とします
自分が見たい範囲内、聞きたい範囲内で行動するタイプが目立ちます。
煩わしい出来事や上位者レベルの判断となるような問題には目も耳も閉じ、自分だけの狭い範囲の“安心できる都合の良い”情報を意図的に収集します。
全体の方向性や関係性を感じ取る感性には欠けることでしょう。そういうことには興味がないと言ってもいいでしょう。

・横並び、悪くすると思考停止の働き方をします
自己中心的な働き方の人は、年齢に関係なく自己が確立しているようで確立していません。
そのため集団の中で周囲の様子を見ながら目立たないような安全行動をとりますし、そのように仕事をすることを後輩にも求めます。
良くて横並び、悪くすると思考停止の働き方がはびこります。

[ 更新:2015-11-01 10:15:55 ]

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