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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

下心のある人

「いい人」を演じる人っていませんか。

昨日苫小牧市内を仕事で移動していると、桜が満開でした。
昨日の苫小牧の最高気温が12度でしたから、桜の開花が遅くても仕方がないですね。
苫小牧は昨夜から雨、夜中は結構強く降っていました。朝晩は、ポータブルストーブの火が欲しい苫小牧の自宅です。

話題を変えて、会議の場なので、自分のメリットを期待しているんだけれども、あえてハッキリとそのことを口にしないで、笑顔で「皆さんがよろしければ・・・」「私は勿論多くの方のご意見に従います」などと発言して「いい人」を演じる人っていませんか。
そう言いう態度を取りながら、自分が目論む決定を得られない結論に決まると、急に不機嫌になって、後でグチャグチャ、ねちねちと文句を言う人です。

私が20歳台、30歳台の時は、このような態度の人の心境の理解はできませんでした。
せっかくの会議なのだから、言いたいことはハッキリ言えばいいのに・・・ いい年をして、それなりの肩書もあるのに大人げない人だな・・・と思っていました。

コミュニケーション・コンサルタントの辻口寛一氏が、「こういうのを、『下心』と言います。下心があるのに、建前を口にして、いい人を演じる。」「こういう人のほうが、やっかいな気がしますね(笑)」と書いていて、それを読んだ時に素直に納得できました。

下心とは「たくらみ」や「本心」の意味。当時のその人に「たくらみ」があったとは思えないのですが、「本心」ではなかったという事ですね。
そういう上司の下では、その人のために一生懸命働こうとう気持ちにはなれませんでした。
自分の担当する仕事への自分のこだわりに照準を合わせて頑張った若かりし日を思い出します。

[ 更新:2017-05-11 10:02:24 ]

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