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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

年末(大晦日)の雑感

今年も一年、大変お世話になりました。有難うございます。

今年の仕事は予定通り(ほぼ前年並み)でまとまりそうです。大病はないものの、一年間病院通いが続きました。その通院時間、待ち時間を考えると、上々だと思います。ただ、めまいが取れぬまま年を越すのが残念です。

お客様を拝見し、才能を存分に仕事で発揮された方には、十分な地位と報酬が与えられました。
でも「可能性がある」「間違ったことはやっていない」「将来のために欠かせない」といくら力説しても、経営成果として実を結ばず、担当する事業部門が赤字継続では、地位(役職)があっても社員は認めず、報酬を削ったにせよ、安定黒字化しなければ社員の目は冷ややかなものとなりました。社員の反応は当然かもしれません。

普通の人は、自分の人生を毎年より良くして行こうと考えて働こうとしています。そいう人は、自分のやりたいことを持ち、実力をアップしていこうと努力します。やらねばならぬことは、現状がどうで在ろうと、耐えて粛々とこなし、自分の役割を果たします。
彼らのいる部門の業績は多くが予算達成しています。未達としても、受注遅れか期ズレとなって、業績に結び付きます。

今年問題が大きくなったのは、自分の人生目標を持たず、自分の役割に無責任で、自分の担当予算の結果に無責任な中高年ベテラン社員の存在です。
失礼ながら彼らには明確な職業論理感がなく、実力をアップしていこうと努力することもなく、やらねばならぬことは横に置いて、ふわふわと自分が楽な仕事を漂って終わり。報告もないし、現状認識も曖昧ですから、良い結果が生まれないのです。
彼らのいる部門の業績は毎年予算未達成。受注遅れも期ズレもないので、閑散期に入ると開店休業状態です。

組織の共同意思は、個人意思の合算ですから、プラスの個人意思が多い部署はプラスが積み増しますが、マイナスの個人意思が多い部署ではマイナスがプラスを凌駕しますから、経営意思が伝わらず、有効な働きに結びつきません。

言葉は一定の気持ちを伝達する手段ですが、伝達する側に熱い気持ちがあっても、受け止める側にその気持ちがなければ、言葉は虚しく消え去ってしまいます。
就業規則の懲罰規定を適切に運用しないと、不良社員を量産しますので、この厳しさは持ち続けて頂きたいと思います。

[ 更新:2018-12-31 11:04:35 ]

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