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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

昨日は春分の日、春彼岸でした。

苫小牧は墓地もお寺も、お参りの人たちで一杯でした。

私も札幌からの帰路、苫小牧の第二霊園で手を合わせて来ました。雪解けが順調で、お墓の前に楽に行けたので、今年は助かりました。
セブンイレブンを離れた鈴木敏文さんですが、10年前に消費環境の変化を次のように語っていました。
個人的には、当時は確かにそうだったと納得できますが、皆さんはいかがでしょうか?

1970年代は、モノを作り、並べていれば売れた時代。売れない時は単純に値下げをすればよかった。
1980年代は、売れる商品と売れない商品の明暗が見え始めた時代。売れる、売れないを見極める力、在庫管理能力のスキルアップで利益を生んだ時代だった。
1990年代は、1997年から可処分所得が減り始めたこともあり、単純にはモノが売れない時代となり、精神的不況期入りとなった。
2000年代に入ると、消費は飽和状態の時代。値下げしても価値がないもの(魅力がない商品)は売れない(見向きもされない)時代となった。質の充実を図り、その質を追求した新商品投入で勝負する時代。
現在(当時の2009年)は、常に価値の見直しと新商品の投入。その際はイベント性のある販売促進で消費者を刺激することを試している。

今年は2018年。自社の扱い商品の価値や品質は、10年前と比べてそれくらいアップしているか確認しておきましょう。
現在の扱い商品の、新商品の割合は高くなっているかも確認しましよう。
販売促進の費用対効果も見直したいものですね。

[ 更新:2018-03-22 10:08:06 ]

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